バイクの処分
動かなくなったバイクは早いうちに処分してしまうことをおすすめします。いつまでもガレージの奥にしまいこんでいると、知らないうちに損をしていることになるからです。それは、バイクは年式によって中古価格が段違いに変わってくるからです。
一年でも古くなってしまうと、ガクンと査定が下がってしまうのです。それでも売れない理由があったのかもしれません。 たとえば、長年大切にしてきた愛車だったりすると、思い出やストーリーがバイクに生まれます。
今まで行った場所や、壊れて修理した箇所、それらがストーリーとなって、バイクを手放せない原因になっているのです。その理由はお金じゃ買えないものかもしれません。 思い出のアルバムのようなものです。それを査定に出して、金額にされたところで、そんなお金は望んでいないのでしょう。
しかし、どんなに思い出のつまった愛車でも、なるべく早く処分してしまったほうがいいのです。 バイクを売らない理由が、金額ではなく思い出なのなら、その思い出がさび付いていくのを何もしないで待っているということです。
ゴムは劣化し、パーツは無くなり、年式は落ちていきます。それは思い出の保管方法としては悪手ではないでしょうか? 思い出は頭の中で保管するのが一番なんです。 バイクはきちんと処分して、新しい乗り手を探したほうが良いんです。
バイクにとって新しい乗り手と、新しいストーリーを作ることの方が幸せなんです。 たとえ動かなくて、パーツ取りになったとしても、たださび付いていくよりよっぽどマシです。